冬野菜といえば大根。防虫ネットを外してからは、「早く大きくならないかなー」と畝の横を通るたびに見ていた大根がずいぶん大きくなりました。いよいよ、収穫です。
収穫が夕暮れになってしまいました。大根を持って少しひねりながら引っ張ると、バキッ、ポリッと土の中で根っこが切れる音がします。そのまま引っ張り上げると大きく育った大根が現われました。

大きさを見てもらうために、顔と比べてみましょう。大きな大根というのがわかるでしょう。ずっしりと重いです。初めての大根栽培でしたが、思った以上にいい出来でした。ズッキーニ栽培後、土作りをし、防虫ネットで青虫を予防し、11月の中旬からはネット撤去。大根菜も虫食いほぼなし。美しい仕上がりでした。
見た目のインパクトの強い「コールラビ」は、UFOのようなユニークな形をしています。これがキャベツの仲間とは驚きです。原産地は地中海北部だそうで、球状に肥大した茎部を食用とします。語源はドイツ語で、キャベツをさすkohlとカブをさすrabiより来ているそうです。コールラビの食べ方は、生のままでも食べられますが、炒め物や煮物にも使える野菜です。外側の皮は硬いので厚めに剥いて使います。

味は、食感がカブのようなダイコンのような、それでいて味はブロッコリーやキャベツのイメージです。生の状態ではシャキシャキとした食感を楽しみ、炒め物ではコリッとした食感を、そして煮物ではダイコンのように出汁を吸って口の中で崩れる感じです。料理次第で変わってきます。そして、成長が遅れていることを心配していたブロッコリーやカリフラワーもようやくつぼみを付け出しました。

「すずなりブロッコリーパープル」が色付き始め、「バイオレットクイーン」は、濃い紫のつぼみが出来ました。「スティックセニョール」も葉と葉の間を開いてみると、小ちゃなつぼみが顔を覗かせました。。寒い毎日ですが、冬野菜たちは生き生きと楽しませてくれてます。
そして、初めて作ったキャベツも大きく外葉を広げ、球が大きくなり、ようやくスーパーで見かけるサイズになってきました。

カリフラワーも気が付いたら、真っ白なつぼみを付けていました。

白菜も、ようやく中が結球し始めました。

雪が降る前に収穫出来ればよかったのですが、自然はそんな都合よくはありません。雪で折れないようにと祈るばかりです。