岩瀬の町巡りの最後のお店は、クラフトビールのお店「KOBO Brew Pub」。酒商 田尻酒店の横の小路を通り抜け、富山港展望台の近くまで戻ると、未知の横にスタンド看板が見えてきました。

 
 

あったと思って、お店に入ろうとするとそこはとても大きなお家の門。えっ、本当にここでいいの?恐る恐る近づいてみると、確かにお店は営業している様子。それにしてもここは一体何だったのかと思っていたら、東岩瀬町の国登録有形文化財になっている馬場家、その旧米蔵を改装して醸造所になっていました。


店内は広くてお洒落。天井が高くて、こんな素敵になるんだなーーと、とにかく感心しました。

醸造しているのは本場チェコ出身のビール職人。伝統的チェコの醸造スタイルを用いて、ホップの香りが特徴的な「ペールエール」とフルーティーな味わいの「ヴァイツェン」を製造しています。発酵段階でペールエールには地元岩瀬の酒蔵・桝田酒造店の酒かすを、ヴァイツェンには富山産の梨のシロップを加えたそうです。

KOBO Brew Pubでは、4種類のビールを試せるTASTING SETを頼みました。

ちょっとずつ飲むのにちょうど良いサイズと金額。プレミアントピルスナー、セイズIpa、ヴァイツェン、ダークラガー 。4種類ともそれぞれ、特長があって美味しい。
 

 

プレミアントピルスナーは、こがね色が美しく、プレミアントホップが香り飲みやすいですビール。セイズIpaは、氷見にある「セーズファーム」で栽培されたメルロー種のブドウ果汁を使用したもので、ホップの苦さと葡萄の酸味と甘みが絡み合った味です。ヴァイツェンは、フルーティな香りとさわやかな味が特長です。ダークラガーは香ばしさが広がりコクのある味わいです。 

 

その他のビールも味わってみたいものです。岩瀬の町は、充分に楽しめます。

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