もっと知りたいニューロテアニン® vol.14

ニューロテアニンを科学する③

「脳内バランスの調整作用」 ニューロテアニン®に主要成分である緑茶アミノ酸「テアニン」のストレスに関与 するメカニズムをこれまでの号でご紹介してきましたが、今回はテアニンが脳内の 興奮系と抑制系の神経伝達物質を調整するはたらきがあることを紹介します。 テアニンは経口的に摂取された後は小腸から吸収され、一部は脳血液関門を通過 して脳内に取り込まれます。脳内に取り込まれたテアニンは、細胞外のグルタミン の神経細胞内への取込みを阻害します。グルタミン酸はグルタミンからグルタミナ ーゼという酵素によって生成されるため、結果と して、テアニンはグルタミン酸の生成を抑制する ことがわかっています。 一方で、抑制系の神経伝達物質の GABA (γ−アミ ノ酪酸)は、グルタミン酸から生成されるため、 テアニンは脳内におけるグルタミン酸/GABA のバ ランスを調節することになります。 実際に行った研究として、テアニンを摂取してい たマウスの海馬では対照群に比べグルタミン酸 量が低下し、GABA (γ−アミノ酪酸)が増加するこ とが報告されています。(Inoue K et al, Biomed Chromatogr. 2016; 30(1): 55-61) GABA は血液脳関門を通過できないことが分かっており、体外から GABA を摂取して も、それが抑制性の神経伝達物質として直接脳内で使用されないため、テアニンを 摂取することをおすすめします。

もっと知りたいニューロテアニン® vol.13

ニューロテアニンを科学する②

「ストレス」 ニューロテアニン®に主要成分である緑茶アミノ酸「テアニン」にはストレスをやわらげる機能があるこ とが知られています。ただ、具体的にどのような効果があるのかというのは、明確に知られていません。 そこで、テアニンと睡眠やストレスに関する海外(Pubmed,CochraneLibrary JmedPlus,JST7580) および日本(DreamⅢ)の文献データーベースで検索して調べたものが あります。 ストレスの評価については、STAI(状態‐特性不安尺度)という特性 不安(心配しやすい性格など)としての不安からくる症状の把握とスト レス状態での気持ちの変化等においてテアニン摂取によるストレス感の 緩和に強い関連性がみられ、POMS という緊張・抑うつ・怒り・活気・疲 労・混乱の評価尺度では有意にストレス感を抑制しました。また、スト レス負荷において増加する「唾液 IgA」は有意な増加抑制に強い関連性 がみられ、また「唾液アミラーゼ」は有意に増加を抑制しました。 暗算課題やパソコン作業といった一過性のストレス負荷に対して、ス トレス負荷前にテアニンを摂取したところ、主観的内省評価においてはストレス感や緊張・不安感などの 緩和が確認され、また客観的な指標である唾液中のストレスマーカーや心拍の増加が抑制される結果とな りました。 これらのことは、一過性の精神ストレス前にテアニンを摂取することが、ストレス感を軽減する作用が あることを示しています。

もっと知りたいニューロテアニン® vol.12

ニューロテアニンを科学する①「睡眠」

ニューロテアニン®に主要成分である緑茶アミノ酸「テアニン」には睡眠改善機能があることはよく知られています。ただ、具体的に睡眠にどのような効果があるのかというのは、明確に知られていません。そこで、テアニンと睡眠に関する海外(Pubmed,CochraneLibrary JmedPlus,JST7580)および日本(DreamⅢ)の文献データーベースで検索して調べたものがあります。

 

 <テアニンとの強い関連性>

起床時の「疲労回復」と「眠気」

 

<テアニンとの中程度の関連性>

「夢み」および「睡眠時間延長感」

 

<テアニンに摂取により有意に改善したもの>

睡眠に関する生理学的評価による「睡眠効率」、「中途覚時間」

および自律神経の「交感神経」

 

<改善傾向のあったもの>

自律神経の「副交感神経」

 

 

これらのことは、テアニンの経口摂取により夜間睡眠中の交感神経活動が抑制され、夜間の中途覚醒時間が減少することにより睡眠効率が向上し、これらによる起床時の疲労回復、眠気、夢みの改善や睡眠時間延長感といった内省評価の改善が見られたことを意味し、テアニンは夜間の睡眠の質を改善するという根拠になります。

フレイルと睡眠の問題

加齢にともない心身の活力(筋力・認知機能・社会とのつながりなど)が低下した状態を「フレイル」と呼びますが、このフレイル状態には睡眠の問題がかかわっていることがわかってきました。

加齢にともなって睡眠量は減少しますが、そのうち大脳皮質の休息をもたらすノンレム睡眠のうち、深いノンレム睡眠は減少し、浅いノンレム睡眠が増加すること報告されています。これが高齢化にともなう不眠の訴えの増加です。

いくつかの横断研究および縦断研究で、睡眠時間が著しく短い人、あるいは長い人で高血圧や糖尿病のり患率が高いことが明らかになっており、睡眠の質を維持することはとても大切になります。

(Uchiyama M,et al,Sleep and Biological Rhythms,9(1):63-72,2011)

睡眠障害とフレイル(心身の活力低下)との関係について行った研究では、自覚的睡眠の質的不良、夜間睡眠の質的変化、など、フレイルでに影響を与えたことが報告されています。

 睡眠の質の維持は、認知機能低下だけでなく心身の活力低下にもつながる可能性があるようです。

 

もっと知りたいニューロテアニン® vol.11

「フレイル」ってご存知ですか?

最近、テレビや新聞などのメディアで「フレイル」という言葉を見かけることが増えています。

私たちは高齢になると徐々に心身の機能が低下し、日常生活活動や自立度の低下を経て、要介護の状態に陥っていきます。この加齢にともない心身の活力(筋力・認知機能・社会とのつながりなど)が低下した状態を虚弱(frailty)と一般的に呼んでおり、その虚弱のことを「フレイル」と呼ぶことが日本老年医学会から2014年に提唱されています。日常の生活機能は自立していますが、風邪や転倒などがきっかけで、要介護状態になる、つまり健康障害がきたしやすい状態となります。

具体的には、①しんどい(倦怠感)②るいそう(体重減少)③馬力がない(力が弱い)④ばてやすい(活動性の低下)⑤歩くのが遅くなった(歩行速度の低下)のうち3つ以上が該当する場合とされています。

これまでは「認知機能」だけが問題視されてきましたが、多くの高齢者は健常な状態から、筋力が衰える「サルコペニア」という状態を経て、生活機能が全般に衰える「フレイル」となり、要介護状態に至ります。フレイル予防の具体的な対策が必要になります。

 

テアニンと脂肪代謝

 緑茶アミノ酸成分であるテアニンはマウスを用いた研究で、体重および腹腔内脂肪重量の優位な現象、

血中トリグリセリド(中性脂肪)、肝臓のコレステローール濃度の有意な現象などの報告があります。

このようなことからヒトを対象を行った研究で、1日あたりテアニン摂取量を

600mgとして2週間摂取させた後に、最大酸素摂取量の40%の運動強度で、

40分において酸素脈(一心拍あたりの酸素運搬能力)が有意に低い値になったとされています。

この研究は対象がヒトであったことから日々の食事をコントロールできなかったことと、テアニンの摂取期間が短かったことが、想定した十分な結果が出なかったとあります。

したがって、テアニンの脂質代謝効果を期待するのであれば、2週間ではなく少なくとも数か月の摂取とウォーキングを継続することが必要のようです。

 

もっと知りたいニューロテアニン® vol.10

効果を増強する「テアニン+α」の秘密

ニューロテアニン®の特徴<効果を増強する>のひとつとして、テアニンが持つ神経細胞新生の作用の増 強に関わる mTOR(エムトール)という酵素を活性化させるために、アミノ酸研究の師である米田先生の 長年の研究から特定のアミノ酸を配合していること(他のテアニンサプリとの差別化)があります。(詳細 は企業秘密) mTOR(エムトール)は、哺乳類などの動物で細胞内シグナル伝達(※)に関与するタンパク質キナー ゼ(タンパク質をリン酸化する)の一種で、細胞のサイ ズ、分裂、生存などの調節に中心的な役割を果たし、ア ミノ酸が豊富に存在すると活性化されます。 つまり、テアニンが持つ細胞新生の作用を増強させる ために、活性化する酵素に関与する特定のアミノ酸を隠 し味として追加しているのです。 ※細胞内シグナル伝達って何? 簡単に言えば。細胞がどこの臓器のどの部分であればいい のかなどの自身の立場を認識するために行う、他の細胞と のコミュニケーション、情報交換のことです。

テアニンはどのくらい摂っても大丈夫なのか

緑茶アミノ酸成分のテアニンは時間をかけて新しい神経細胞(ニューロン)を作る作用がある一方で、 セロトニン、ドパミン、アセチルコリン、グルタミン酸、GABA などの神経伝達物質に関与して、日常生 活の変化が見られることが様々な研究報告があることは、これまでもお伝えしてきました。 実際に体感するのは「睡眠の質の改善」が多いようです が、どの程度摂っても大丈夫なのかという問い合わせをい ただくことがあります。これは、量を増やすことでより効 果を実感するお客様が増えていることが背景にあります。 ヒトボランティア試験においてL-テアニンの自律神経系 への影響を検証した結果、300mg(ニューロテアニン 6 粒 相当)で安静 時やリラックス時に活発になる副交感神経を 亢進する作用を確認しています。(右図参照) 「ニューロテアニン®」に配合されているテアニンは、緑茶に含まれている成分の一つで鎌倉時代から 1000 年以上の飲用経験があり身近な存在といえます。 また、実際に行った試験としては、細菌による復帰突然変異試験(Ames)、マウスやラットによる急性お よび反復投与毒性試験や発がん試験、さらにヒトにおける 1000mg/日および 2,500mg/日で 30 日間連続経 口摂取試験を実施し、安全性が高いことが証明されています。

もっと知りたいニューロテアニン® vol.9

緑茶の健康増進効果は鎌倉時代から

テアニンが特異的に含まれている緑茶の効果は、実は数百年前から知られていました。 茶は聖武天皇の時代に最澄らが帰朝し植えたとされたことがはじまりでしたが、平安時 代に入ってから,茶の飲用は一時途絶えた状態にあったのを復活させたのが栄西である とされています。栄西は日本に茶生産を広めるため、またその薬効を知らせるために、 承元5年(1211年)「喫茶養生記」(きっさようじょうき)を著しています。 「喫茶養生記」は『茶は養生の仙薬なり.延齢の妙術なり.山谷之を生ずれば其の地 神霊なり.人倫之を採れば其の人長命なり・・・』ではじまり、上下2巻からなっており、 「吾妻鏡」に,将軍実朝の二日酔いに栄西が一杯の茶とともに「茶の徳を誉むる書」1 巻を奉ったと記されています。養生の根源は「肝・心・脾・肺・腎」の五臓 が調和を保ち、これら相互の間が健全に維持されることが大切であると。中 国の人びとは、肝臓(酸味)、心臓(苦味)、脾臓(甘味)、肺臓(辛味)、腎 臓(鹹味)の調和のために、これら五味の食物をを適当に摂っているため五 臓が調和を保ち、健全でよく長寿を保つことが出来るのですが、日本人は、 酸甘辛鹹の四味は適当に摂っているが、苦味を摂ることが少なく、その為、 心臓が弱り若死にするものが多いとあります。 苦味を含んだ食物といえば、そのさいたるものは茶であり、中国人は常に 茶を飲んでいるため長寿を保っているのであると、つまり茶は養生の仙薬で あり,長寿のための妙薬であると説いています。

 

うつ病患者に対する効果~最近の研究から~

テアニンには、脳波α波を増加させる、ストレスに対する自律神経系の反応を抑 えるなどのリラックス効果、睡眠改善作用、記憶力作業速度・正確性の効果が報告 されています。また、統合失調症やうつ病への効果を示唆する知見が増える中で、 「うつ病患者への効果」に関する研究報告を紹介します。 大うつ病性障害患者 20 名を対象にテアニンを 8 週間投与したもので(テアニン使 用中の薬物の変更は行わない)、投与前、4 週目、8 週後にうつ病の評価をする検査 を行ったというものです。 具体的な結果としては、うつ病にともなう不安の値が有意に減少し、また認知機能の うち言語記憶と実行機能が有意に上昇した等、「抑うつ症状」、「不安」、「睡眠障害および認知機能」が有意に改善した ことから、大うつ病性障害患者においてテアニンが多様な有効性を持つことが示唆されたという内容です。 最後にテアニンの精神疾患治療に果たすポテンシャルは高く、治療法の開発研究のさらなる発展が期待されると結 んでいます。(功刀浩ら,日本生物学的精神医学会誌.27(4):177-181. 2016 )

もっと知りたいニューロテアニン® vol.8

テアニンが発見されて 67 年

緑茶アミノ酸成分であるテアニンは 60 数年前に太平洋戦争の戦雲が覆う中、劣悪な研究環境の中で京都府茶 業研究所の酒戸弥二郎技師(当時)によって、発見されました。 東京大学の池田菊苗教授が 1907 年に昆布のうま味成分からグルタミン酸を見出し、小玉新太郎氏が鰹節のう ま味成分がイノシン酸であることを発見したこともあり、酒戸氏は緑茶にも同様の成分があるのではと探索する 中で、1942 年(昭和 17 年)にグルタミン酸様のうま味成分を発見しました。 1950 年(昭和 25 年)になって、テアニン発見を伝える論文「茶の成分に関する研究」の中で、テアニンは茶 葉に多く含まれ、煎茶園では新芽伸育で減少し、玉露園では増加することが述べられているよう、高級茶には豊 富に含まれていることがわかりました。発見当時のチャの学名“Thea sinensis”(テア・シネンシス)に因んで Theanine(テアニン)と命名されました

テアニンは煎茶と比較して、玉露やてん茶の被覆茶により多く含まれ、 その中でも高級茶ほど多く含まれていることは有名です。お茶にはテア ニン以外にもアスパラギン酸やグルタミン酸 6 種類のアミノ酸が含ま れていますが、約 4 割がテアニンが占めています。テアニンはグルタミ ン酸のような強いうま味はありませんが、「ほの甘い」味が感じられ、 うま味よりむしろ、お茶に含まれているカフェインやカテキン類の苦渋 味を緩和する働きを持っていると考えられています。

進化し続ける緑茶成分

このようにテアニンは最初は嗜好性(おいしさ)から始まりましたが、その後、リラックス効果、睡眠効果、 記憶・学習効果など、様々な作用があることが発見され、これまでも数多くの研究が行われています。 最近では、国立精神・神経医療研究センターの神経研究所が「アミノ酸の一種 L-テアニンを繰り返し投与し たラットでは、不安に関する行動が減り、記憶や感情を司る脳の海馬という場所での糖の取込みが増え、脳脊髄 液中では神経の興奮性に関係するグルタミン酸の濃度が減り、精神症状の改善に関係するメチオニンの濃度が増 えた」という報告を 2017 年に発表しています。(Ogawa S,. Psychopharmacology. 2017 )

もっと知りたいニューロテアニン® vol.7

テアニンと神経伝達物質

テアニンが神経細胞を創る神経幹細胞を活性化する働きがありますが、神経伝達物質のドパミン、セロトニン、 カテコールアミン、等に働きかける作用もあり、これがテアニンのリラックス効果、睡眠効果、記憶・学習効果 に関与しています。 物事を考えたり、判断したりする時に、脳の中では「神経細胞」が重要な役割を果たしています。神経細 胞は「神経回路」と「神経伝達物質」と呼ばれる物質を細胞 同士でやり取りすることで、気分や情動、睡眠、運動などの 様々な情報を伝えています。神経細胞と神経伝達物質があら ゆる情報や指令を効率的に伝えていくことで脳は働きます。 テアニンの構造式は、脳内で興奮性神経伝達物質として機 能しているグルタミン酸によく似ており、テアニンも何らか の生理作用があるのではないかと考えられていました。テア ニンは脳の中に取り込まれることがわかったので、生きてい るラットの脳線条体に直接テアニンを注入して調べたところ、 記憶や学習など非常に重要な脳の機能に関与している「ドー パミン」が顕著に増加しました(右図)。実際にラットによる 学習実験でも、テアニン投与による記憶力の保持は確認されました。

また、テアニンは脳内のセロトニンの減少とカテコールアミンを増やし、まどろみ状態から安静時のリラック ス状態へ促す働きがあるとの報告があります。(H.Yokogoshi:Biosci. Biotechnol. Biochem., 59,615-618,1995). そのほかにもテアニンは抑制系の作用を持つ神経伝達物資の GABA(γ酪酸)グリシンを増やす働きがあること の報告もあり、これが睡眠の質を高める作用につながっていると言われています。

もっと知りたいニューロテアニン® vol.6

テアニンによる睡眠の質の改善が認知症予防

ニューロテアニンの主要成分である緑茶アミノ酸「テアニン」は、神経細胞の新生の働きに加えて、睡眠の質 を改善する働きがあります。これは使用されている方々から多数寄せられている声です。 2009 年に睡眠不足がアルツハイマー病を引き起こす可能性があるとの研究結果が、米ワシントン大などの研 究チームが米科学誌サイエンスで発表されたことから、認知症予防には睡眠をとることが大切であることが言わ れるようになりました。 そして、昨年、それを裏づける研究が、睡眠研究で著名なスタンフォード大学の西野精治教授らによって実証 されました。これは、マウスを使った実験で、睡眠中にアルツハイマー病の原因物質であるアミロイドベータと 呼ばれる「脳のゴミ」が排出されることを突き止めたものです。 アミロイドベータ蛋白はアルツハイマー病の発症の 20~30 年前から毎日少しずつ蓄積することがわかってお り、日中の活動を通じてこの「脳のゴミ」が脳に産生されます。「ゴミ」は夜寝ている間に掃除されますが、睡 眠が足りないと「ゴミ」が残ってしまいます。 睡眠の質の改善は原因物質を減らすことで認知症予防につながると言われています。

 

アミロイドβ蛋白を効果的に減らすために

「もっと知りたいニューロテアニン VOL.5」でもお知らせした、テアニンと相乗効果が期待できる成分のひと つである「フェルラ酸」は、アミロイドベータ蛋白を凝集(かたまりする)のを抑制する働きがあります。 テアニンとフェルラ酸を一緒に摂ることによって、脳のゴミが塊(かたまり)にならないようにして排出しや すくなるという作用が期待できます。

 

 

そのほかにも、有酸素運動やを行うことでアミロイドベータを分解する酵素を増やすことが期待できるので、 あわせてウォーキングやジョギングなどを行う事も大切です。

もっと知りたいニューロテアニン® vol.5

ニューロテアニンの主要成分である緑茶アミノ酸「テアニン」は未熟な神経幹細胞に働きかけ、神経細胞(ニ ューロン)の新生する働きがあることがわかってきました。 認知症予防に効果が期待されている機能性成分は数多くありますが、テアニンと一緒に摂ることで相乗効果が 期待できるものとして「フェルラ酸」と「ガーデンアンゼリカ」があります。 神経細胞(ニューロン)の中での情報の伝達は電気信号として行われますが、神経細胞と神経細胞の間には隙 間があって、神経細胞の末端にあるシナプスという部分から神経伝達物質が放出されることで情報が伝達されま す。 アルツハイマー型認知症の方の脳では、神経伝達物 質の一つであるアセチルコリンの減少がみられます。 現在市販されているアリセプトやレミニールなどの認 知症の薬はこのアセチルコリンを分解する酵素を阻害 する作用を持ったものが中心となっています。 ガーデンアンゼリカ(西洋当帰)にも作用は弱いで すが同様の働きがあることがわかっています。 私たちは脳内にある神経細胞(道路)や神経伝達物 質(車)を通じて様々な情報が伝達されることで、日 常生活を送っています。 神経細胞を増やす働きがあるテアニンは、交通網で たとえると、車が走る道路をたくさん作ることの役割 になりますが、ガーデンアンゼリカは情報を載せる車 を増やす役割になります。 また、フェルラ酸は道路が老朽化するのを修復する役割があります。 この3つの成分をとることによって「道路を増やす」「道路の老 朽を修復する」「車を増やす」ことにつながり、情報という荷物を いろんな場所に届けることが可能になります。

お茶と玄米にハーブ(当帰)を加えた組み合わせは、私たち日 本人にとってなじみが深く安全性が高い成分です。 いつまでも自分らしい生活を過ごすためにも、安心して長く摂 りつづけてることができる商品を選択することが必要です。

もっと知りたいニューロテアニン® vol.4

ニューロテアニンが作用するメカニズムは?

脳の神経ネットワークで情報を伝えるための神経細胞であるニューロ ンは、大脳皮質に約 140 億個以上あり、その 3 分の 1 以下のニューロン しか生涯にわたって使われないと考えられています。このニューロンは 大体 20 歳以降になると、加齢に伴って毎日 10 万個以上が脱落すると言 われていますが、単純計算すると年に 4 千万個、還暦を迎える 60 歳では 約 25 億個になるので 6 分の1くらいが脱落するということになります。 ただ、原因が不明ですが様々な要因でニューロンの脱落速度が大きく加 速することが認知症の発症と深く関わっていると言われています。 ニューロンが急速に減少すると脳全体が小さくなり、情報伝達に関わる 神経伝達物質の働きに大きな変動が見られます。

ニューロテアニンの効果に時間がかかわる理由は?

記憶をつかさどる海馬(かいば)にニューロンを作りだす未熟な神経幹細胞が多く存在して、新しいニューロ ンを増やす再生能力だけでなく新生する分化能力があることがわかってきました。 分化能力は加齢とともに低下しますが、神経幹細胞が存在する場所ではニューロンを新しく創りだすことがで きます。

 

金沢大学名誉教授の米田先生は緑茶アミノ酸成分のテアニンを神経幹細胞に添加すると、しない場合に比べて より多くのニューロンが出現することを実験で証明しました。「テアニンによって増加した神経幹細胞がやがて ニューロンになっていく」というのが新たに発見したメカニズムで国内外の様々な学会で報告されています。 テアニンは未熟な神経幹細胞に働きかけ、植物が育つように神経細胞の芽が出て(前駆細胞)、つぼみ(幼弱 細胞)が出て、やがて花(成熟細胞)が咲いていきます。このように、ニューロン(神経細胞)の花畑ができる までには時間がかかるので、ニューロテアニンの効果を感じるまで半年程度必要となります。

もっと知りたいニューロテアニン® vol.3

お茶をよく飲む人に認知障害が少ない

緑茶に含まれているアミノ酸成分であるテアニンが神経幹細胞の新生の作用があるこ とを金沢大学名誉教授の米田幸雄先生が長年の研究で発見して国内外の様々な学会で報 告されています。 米田先生はテアニンを長期(半年以上)摂取すると効果が発現することを講演会でお話 しされていますが、そこで、緑茶の飲用による認知症の予防効果について東北大学の研究 グループが行った社会的横断究を紹介します。 これは鶴ヶ谷プロジェクトの一環として、地域社会に暮らす 70 歳以上の高齢者で、緑茶の摂取頻度と認知障 害との関係を調べた研究です。 70 歳以上の仙台市鶴ヶ谷地区に居住する方のうち同意した 1178 人(43.2%)を対象に、緑 茶の摂取頻度を3グループ(3杯/週以下・4杯/週~1杯/日・2杯/日以上)に分けて、 社会的な状況に関するアンケートや、身長、体重、血圧の測定や血液検査、運動機能、うつ 状態、認知機能(MMSE)を調べる検査などを実施しました。緑茶の摂取頻度によって、認知障害の有病割合が異なる かどうかについて分析した結果、図のように、緑茶の摂取 頻度が多いグループほど、認知障害のある割合が低くなり ました。1日2杯以上飲むグループは、1週間に3杯まで しか飲まないグループに比べ、54%低く抑えられました。 紅茶とウーロン茶、コーヒーについては、緑茶のような関 連はみられませんでした。

緑茶は認知症予防に期待できる安全な素材

緑茶にはカロリーがなく、たくさん飲んでも体に悪い影響 はほとんどありません。世界中で急増している認知症の予防 として、緑茶は期待できるという結果となりました。 予防効果が期待できる「テアニン」は、最も多い玉露や抹 茶であっても 1 杯あたりの含有量は 30mg 程度に留まり、そ の他の種類の緑茶は 10mg 程度です。米田先生が開発された ニューロテアニンにはテアニンが 50 ㎎配合されているので、 有効量を無理なく摂取することができます。

もっと知りたいニューロテアニン® vol.2

テアニンは、腸管から吸収され、血液、肝臓に取り 込まれ、血液脳関門を通過し、脳内に到達すること が知られています。脳内へ取り込まれたテアニンは、 神経伝達物質の濃度を変化させるように機能すると 推測されています。「血液脳関門」は、脳への物質の 取り込みを調節する機構であり、特定の物質しか通 しません。このため、テアニンは、脳内で機能する ことができるのです。脳内において、テアニンは、 一定の時間、機能していると考えられます。 モルモットの小腸を用いて、テアニンが吸収されるかを調べた結果、一般のアミノ酸と同様に、吸収されるこ とがわかっています。また、ラットに、いろいろな量のテアニンを投与したところ、血液や肝臓等の各臓器だけ でなく、脳にも同様にテアニンが取り込まれ、その量はテアニンの摂取量に比例して増加しました。 脳には血液脳関門(Blood Brain Barrier)といわれる物質の取り込み調節機構があり、特定の物質しか通しま せんが、テアニンは体内の様々な関所を越えて脳に届くことが実証されています。

テアニンは脳内の神経伝達物質を増やす

テアニンはリラックスの指標となるα波を増加させ、心身をリラックスさせる作用があることが確認されてい ます。メカニ ズムは、体内に入ったテアニンは腸管から吸収され、血液や肝臓に取り込まれます。その後、血 液脳関門を通過 して脳内に移行し、脳内でリラックス効果のある神経伝達物質のドーパミンやセトロニンを増 やし、脳波では α 波を増やします。 テアニンの睡眠の質を改善する働きは、このα波の効果に よるものと考えられています。α波が、興奮を抑えリラック ス効果を与えることで、集中力が増したり、夜中に起きる回 数が減ったりなど、様々な生活上の変化が起こることが確認 されています。

もっと知りたいニューロテアニン® vol.1

昨年の発売から、使用しているお客様から効果に関する報告が寄せられています。

  • 頭の左側にきりがかかったような、もやがかかったような感覚がなくなった。 
  • 軽い尿漏れがあったの(尿意の感覚がにぶい)が、改善した。
  • 会話の中に名前を盛り込み、話かけてくれるようになった。
  • 自分の名前が書けるようになった。
  • 寝起きがきもちいい、深く寝れる、夜中目がさめることがなくなった。
  • とにかく、眠れるようになったことがうれしい。薬を使わなくなった。

ニューロテアニンの効果は、長期的には神経幹細胞の新生による認知機能の改善、短期的には睡眠の質の改善 が期待できます。

ニューロテアニンの主要成分である、テアニンはお茶のうま 味・甘味に関与する成分で、玉露や抹茶等に多く含まれ、興奮 を鎮めて緊張を和らげる働きと、心身をリラックスさせる効果 を持っています。ストレスをためないことや睡眠の質が良くな ることは、認知症予防にも重要な要素です

テアニンが脳内に入ることで、神経伝達物質のドーパミンやセロトニンの濃度を変化させるため、血圧降下作 用や脳神経細胞保護作用に加え、記憶力や集中力を高める効果があります。

高級茶にしか含まれないテアニン

茶葉は自らテアニンをつくり出していますが、直射日光によって 光合成を行ない、テアニンをタンニンに変えようとします。玉露な どの高級茶は旨味成分が多く含まれ、渋み成分であるタンニンがす くないのは、覆下(おおいした)園で栽培されます。 光合成が行われると渋み成分のカテキンが増加し、逆に遮光して 光合成を抑えると カテキンの増加を抑え旨み成分であるテアニン の含有比率が増えます。 この光合成の働きを調整(抑制)するために玉露や、かぶせ茶は遮光します。 新茶が好まれるのは、陽光を浴び始めたばかりの新芽を摘んで作られ、テアニンが多くタンニンが少なくうま みが多いためでもあります。茶葉には、テアニン、カテキンの他にカフェインが含まれていますが、目が覚める 効果はカフェインの作用で、苦みと殺菌作用などはカテキンの効果と言われています。 テアニン(正確には L-テアニン)は、2世紀以上にわたり人間が摂取しており、1964 年に食品添加物として指 定され(国内)、2006 年には米国食品医薬品局(FDA)から「一般に安全と認識される食品」(GRAS)に認定され ているように、とても安全なアミノ酸であると言えます。 ※ニューロテアニンは緑茶成分のテアニンだけを配合した製品です。カテキンやカフェインを含んでいません。