寝たきりや車椅子生活から脱し、動けるようになった父ですが、排泄の自立と言う点では、すべて元通りになったというわけではありません。そんな中で、有難いのが「大人用おむつ」。日々進化を続けています。外側に使うもの(パンツやおむつ)を「アウター」、内側に使う(パッド)を「インナー」と呼びます。洋服みたいでカッコいい。何しろ種類が多いので、どれが良いのか、何を選んだらいいのか、ドラックストアーの大人用のおむつコーナーでひとしきり迷います。

昼間はまだいいのですが、悩ましいのが、夜のおむつ。とにかく朝には漏れている。前立腺の病気をしたことがあり、尿量を増やすお薬を飲んでいることもあるせいか、尿漏れで、毎朝、衣類の洗濯や体の洗浄・・悩ましい。大手のメーカーのアウターやインナーを変えて試したり、インナーのあてかたを工夫したり、2枚に重ねてみたり、いろいろと試したけど上手くいかず、夜中起きずに、朝までぐっすりと寝ているので、夜中に起こした方が良いのか・・などと迷ったりしていたら、なんと、「大人用おむつの専門店」があることをケアマネさんから聞きました。早速、アポを取り現状を伝え、原因と対策について勉強会をしました。

なるほど・・・・原因がわかりました。
・大人用おむつは、大は小を兼ねない。
大きすぎると隙間ができやすく漏れの原因になるので、迷ったら小さめを選ぶ。どうも、MからLでは大きかったようです。

・パンツの上げ方が中途半端ではなかったか、上のギャザーのところをだけを持ち上げるのではなく、しっかりつかんで引き上げる。
引き上げは、こんなガッチリと上げていなかったかも、下にパットが下がっていたかもしれない。

・吸水パットを2枚重ねがダメだった。これは、そうだったのかと反省。2枚重ねても吸収量は2倍にならず、通気性は低下し、かえって、その厚みが漏れの発生の原因になっていた。
漏れる原因は、他にもありました。
・ベッドから移動する際にこすれて、逆戻りの可能性あり、逆戻りしないタイプのインナー(パット)を選ぶ。結局、アドバイザーさんが選ばれたものは、アウターは、Mタイプで前後区別のない薄型のトランクスタイプ。昼夜兼用。

インナーの昼用のパットは、日中は、頻繁にトイレに行くことが出来るので3回吸収用450cc、夜用は何と13回吸収。こんなのあったんだとびっくり、しかも立体ブロックギャザーが、尿をパッドの中に閉じ込めて漏らしません。


夜には、両面吸収パットをつかって、おむつとパットの間に隙間を作らず、完全に密着させること(両面吸収パットで隙間を埋める)と言われ、試してみた結果、漏れなし。それが今もずーっと続いています。快適な朝!


暑い夏、水分を多く摂らなくてはいけない時に、このおむつの正しい知識は大変役に立ちました。
おむつの使い方で、ケアラーの負担も違います。いい勉強になりました。ありがとうございました。