日本の、「エステ」とは、手技や化粧品、機器などを用いて、肌や体型を整えたり、リラクゼーションをしたりする美容サービスを言いますが、そもそも、この「エステサロン」や「エステティシャン」という言葉は、実は和製英語なのだそうです。
今から、40年ほど前にフランスにエステを学びに行きましたが、そこで初めて『Soin Esthethique ソワン・エステティック』と言う言葉に触れました。この「Soin」というのは、フランス語では、手入れ、手当て、心遣い、気配りといった意味があり、「Esthethique」は、西洋では「美学」「美意識」「美しさ」という意味で使われ、フランスでは美しさをあらわす形容詞となっています。

この「美学」「美意識」という言葉に、すごく魅かれます。本当の美しさとは何か?外見を若返らせるための手入れも大切ですが、肉体的なメンテナンスも必要です。体の不調が長引くとそうしないと心の不調にも繋がります。心と体は、表裏一体で互いにバランスをとりながら健康を保っています。同じ年齢なのに、若く見える人もいれば、老けて見える人もいます。この違いは老化のスピードです。『美しく歳を重ねていく』、これがアンチエイジングサロン ナランのテーマになっています。

アンチエイジングは、日本語に訳せば「抗老化」「抗加齢」ですが、「不自然な若返り」を目指しているわけではありません。加齢にともなって感じる衰え(老化)を可能な限り小さくして、緩やかに、遅らせることを目的にしています。年齢を重ねると、筋肉や関節の柔軟性が失われ、40代以降はその傾向がハッキリしてきます。特に、 現代社会では、デスクワークやスマートフォンの使用が増え、運動不足に陥る人が多くなっていることも原因として考えられることですが、関節の可動域が制限されて動きが小さくなり、体が動きにくくなったり、血流が悪くなり、肩こりや腰痛、冷え性、むくみなどの症状を引き起こしやすくなります。

また、肌では、皮膚の弾力を保つ成分(コラーゲンなど)が減少し、皮膚のハリが低下し、外からの衝撃に弱くなります。また皮脂や天然保湿因子の分泌量が減るため、角質層が水分を失い乾燥し、かゆみが生じてきます。肌がくすんだり、シミ・しわができやすくなるというのも悩ましいところです。意識し始めたら、なぜそれが起きているのか、早めのケアを行うことが大切です。
