年齢よりも若々しい人、老けている人・・その違いは栄養の摂り方にあった。注目の栄養療法を知りたい!!

「老化は栄養不足によって起きている」

 

  • 老化に歯止めをかける「栄養療法」

 

栄養療法、正確には「分子整合栄養療法」(オーソモレキュラー療法)は、ナイアシンを用いた統合失調症の治療を試みたエイブラハム・ホッファー博士や化学賞、平和賞という2つのノーベル賞者であるライナス・ポーリング博士などが中心となって推進されてきた治療法です。

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分子整合栄養療法で最も特徴的なのは、私たちの身体は食べ物によってその生命を維持しているということを前提にしているところです。

 

ホッファー博士が、はじめての患者に対して、まず、「あなたは今まで、どんなものを食べてきましたか?」と尋ねるのは、まさしく食べ物こそが問題だからです。

 

実際、私たちの身体の状態は、食べ物によって決まります。

 

身体中の臓器が必要とする栄養を供給しているのは食べ物です。だから、食べ物が種類、量、バランスといった面で理想的なもので有れば、身体も理想的なものになるはずです。

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身体には、60兆個個もの細胞が有るわけですが、健康で有るためには、その細胞の1つひとつの状態が良く、持っている機能を十分に発揮する必要があります。そのカギを握っているのが細胞膜です。細胞膜が良い状態なら、細胞のかたちも正常に保たれ、細胞間の情報伝達もスムーズに行われます。

 

その細胞膜は、食べ物によって供給される脂肪酸から出来ています。つまり、細胞膜の状態をよくしようとするなら、質のいい脂をバランスよくとる食事をすればいい。そうすることで、細胞膜の脂肪酸の割合が変わり、細胞膜が生まれ変わって、細胞そのものが良い状態になるのです。

 

ただし食事だけでは、細胞膜をはじめ、細胞全体を活性化させるために必要な栄養はなかなかカバーできません。そこで不足している栄養をサプリメントで補おうとするのが、栄養療法の考え方です。

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身体の原点である細胞に働きかけることが、栄養療法の有効性を示すものなのです。

 

身体の老化も脳の老化も細胞の機能の低下によって起きています。とすれば、老化の決め手は、細胞の機能を高めることにあるのははっきりしています。そして、その方法が栄養療法なのです。

 

身体も脳も健康であって初めて、長寿は幸せにつながります。

そのためには、栄養の供給源は食事であることは間違いないし、食事に注意を払う必要はありますが、残念ながら、それだけで最適な食事は摂取できません。現代の食事は、たとえ理想にちかいものであっても、最適な栄養という点から見れば、充分とは言えないのです。

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現代人の食事の最大の問題点は、カロリー過多で、ビタミン、ミネラルが不足しているということです。

栄養素を補って最適な栄養状態に近づけることが「健康で長生き」を実現させるだけでなく老化を防ぐことにもつながるのは言うまでもないでしょう。身体も脳も、最適の栄養と歩調を合わせて行けば、想像をはるかに超える可能性を秘めています。

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引用・参考文献

溝口 徹:「脳の栄養不足」が老化を早める/ 青春出版社

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