老化を進める要因は年齢とは別の”何か”が働いているからです。実は、老化を進めるのは「栄養不足」でした。

老化の速度の違いは、栄養状態の差にあった。私たちの身体と脳は、つねに新しいものと入れ替わりながら、より良い状態になろうとしています。この基本原則に従って体と脳に適切な栄養を補給していけば、通常、予想される老化とはかけ離れた、驚くような良好な状態で年をとることが可能なのです。

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とくに重要なのが「脳の栄養」です。脳は体の中で一番栄養を消費します。そのため、脳にいかに良い栄養を与えていくかが、老化の進行度を大きく左右します。

 

高齢者社会を生きる我々にとって、年齢を重ねてもなお、健康で有り続けることは、誰もが理想とする生き方です。

 

老化は、誰でも確実にやってきます。それは生まれた時から決められた過程です。

年齢には逆らえないと思うかもしれませんが、決してそんなことは有りません。「脳の栄養不足」を解消し、身体と脳をサビつかせない生活習慣を取り入れれば、何歳からでもその機能を改善することは可能なのです。

 

 

  • 栄養不足が解消したら若返った

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年齢を重ねるとともに、身体の機能が衰えることは誰にでも共通したことですが、その衰え方は個人によって違います。老化を進める要因は、年齢ばかりではありません。年齢とは別の「何か」が働いています。その老化を進めるのは、「栄養不足」なのです。逆にいえば、食事はもちろんのことサプリメントによって栄養を正しく補う栄養療法が老化を押しとどめ、若さをよみがえらせる最も有効な方法です。

 

アンチエイジングの方法には、さまざまなものがあります。一般的なアンチエイジングは、シミをとったり、シワを消すとか、見た目を変える「パーツ(部分)」のアンチエイジングです。一方、身体の内側から若返らせる栄養療法は、「トータル(総合)」のアンチエイジングと言えます。「トータル(総合)」のアンチエイジングならば、現状維持ではなく、今以上に若返ることが可能です。

 

  • 誰しも老化は避けられない

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老化とは何かということについての定義について、医学的には、「年々歳を重ねていく加齢とともに、身体の臓器の機能が低下して、ホメオスタシスの維持が困難になり、死に至る過程」を言います。そのホメオスタシスとは、生体恒常性のことで、身体の内部や外部に変化が起きても身体を一定の状態に保とうという働きのことです。

 

つまり、健康でいるための要でもあり、もっと言えば生命を維持するための要でもあります。老化にともなって現れてくるさまざまな症状は、ホメオスタシスが衰えたこと、維持できなくなったことによって生じています。

 

では、老化はどんなメカニズムで起きているのでしょうか?いくつかの考え方の中で有力なものとされるのが「フリーラジカル説」「テロメア説」「遺伝子説」です。

 

  • フリーラジカル説

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フリーラジカルとは、自由に動きまわる電子をもった原子、または分子のこと。

「フリーラジカル」とは、自由に動き回る電子を持った分子構造のことです。フリーラジカルは非常に不安定で、他の分子とすばやく反応しやすく、破壊的な作用をもたらします。

 

普通、原子は、原子核を中心に、その周りを電子が回っている構造をしています。電子は1つの軌道に2個ずつあるのですが、中には、1個しかなく、ペアを組めない電子(不対電子)も生じます。この不対電子を原子、あるいは分子がフリーラジカルです。

 

電子は、ペアになった状態の時には安定していますが、ペアを組めないフリーラジカルは不安定なため、体内の細胞を駆け巡り、他の分子から、電子を奪って安定しようとします。電子を奪われた分子は破壊され、酸化されます。この酸化作用がフリーラジカルの悪さの元凶です。鉄が酸化するとサビるように、私達の身体の細胞も酸化によってダメージを受け、もっている機能を充分に、はたせなくなります。こうしたメカニズムによって老化が起きるとしているのが、フリーラジカル説です。

 

  • テロメア説

私達の身体は、常に細胞分裂を繰り返していますが、その細胞で分裂出来る回数には限りがあります。それを決めているのがDNAのテロメアとよばれる部分。

テロメアは、染色体の先端に伸びている核酸で、染色体を保護する核酸で、染色体を保護している役割をしていますが、細胞が分裂するたびにこれが短くなるのです。

何度も繰り返して、テロメアが短くなると、もう、その細胞は分裂できなくなります。

 

細胞が分裂して若返ることが、細胞の機能維持には欠かせません。つまり、年齢を重ねて、細胞の分裂できる回数が減っていき、遂には、分裂できなくなることで、細胞の機能が低下し、老化を引き起こす、と考えるのがテロメア説です。

 

  • 遺伝子説

 

老化を促進する遺伝子があり、それがプログラムとして組み込まれることによって

老化が起きるとするのが、遺伝子説です。

 

 

フリーラジカルが関係している老化なら、酸化を防ぐ物質、つまり、抗酸化物質の摂取によって老化が防止できる可能性は充分にあるのです。

 

引用・参考文献

溝口 徹:「脳の栄養不足」が老化を早める/青春出版社

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