脳を活性化する効果のある緑茶のうま味成分である「テアニン」の入った
サプリメントが米田幸雄金沢大学名誉教授(予防薬理学)によって開発された。
テアニンは、脳の神経細胞の形成を促す効果が確認されており、認知症の予防や症状の改善等が期待される。
緑茶由来の成分を錠剤に凝縮し、安全で手軽に摂取できる健康食品として脳を元気にする。
アミノ酸の一種であるテアニンは、玉露などの高級緑茶に2~3%含まれる。米田名誉教授は、長年、テアニンを研究しており、神経細胞を作りだす「神経幹細胞」の増殖を後押ししたり神経細胞の新生を促進したりする働きを確認した。
米田幸雄金沢大学名誉教授は、脳内の神経細胞の急激な減少によって起きるアルツハイマー病やパーキンソン病、また、神経細胞のネットワーク異常によって引き起こされる発達障害やうつ病、統合失調症などにもテアニンが有効とみている。
サプリには、テアニン50mgが含まれる。柚子の風味を加え、舌に乗せると泡が出て、すぐに溶けるようにした。
半年から、1年ほど飲み続けると脳の活性化が見られると話している。
米田名誉教授は、8月にマレーシアで開かれたアジア太平洋神経化学会でテアニンサプリを紹介し、これから認知症家族と家族の協力を得てサプリの効果を調べる。