卵黄と大豆で物忘れが改善する?
「ホスファチジルコリン」は認知症の救世主か
現在、日本における認知症はアルツハイマーが60%を占めていると言われています。
特徴として、脳全体の委縮や認知症を司る海馬の委縮がみられること。
脳の委縮は、脳の神経細胞(脳神経)が死滅することで起きます。脳の神経細胞は
一旦死滅すると再生できず、その死滅を防ぐ薬も出来ていません。
脳の機能は複雑な神経回路から成り立ち、情報が神経回路をスムーズに流れるかは、神経細胞(ニューロン)の間の接合部分であるシナプスがカギを握っています。
脳に入力された情報は電気信号に変換され、シナプスを通じて脳内の神経細胞へと次々に伝えられます。シナプスの間には、隙間があるため、神経細胞同士が情報を伝える伝達役が「神経伝達物質」。そして、この伝達物質を促進すると今注目されているのが「ホスファチジルコリン」という物質です。
ホスファチジルコリンは、人間の細胞膜を作る成分の1つで、コリン(脂質の1種)と飽和・不飽和脂肪酸から出来ています。
ホスファチジルコリンの膨大な分子の組み合わせを検証した結果、POホスファチジルコリンとDLホスファチジルコリンという2種類のリン脂質に、シナプスの伝達物質を活性化させる効果があることがわかりました。
POホスファチジルコリンは、動物と人間に対する実験から「記憶力」を高めることがわかり、また、DLホスファチジルコリンは、「学習力」を高める働きがあることがわかりました。つまり、POホスファチジルコリンとDLホスファチジルコリンを一緒にとるとさらに効率よく脳の機能が高められるということです。
POホスファチジルコリンは卵黄から、DLホスファチジルコリンは大豆から抽出することが出来、卵黄大豆エキスとして研究されてきました。
ホスファチジルコリンはアセチルコリンの材料になり、アセチルコリンそのものを増やしていきます。コリンと結びついている不飽和脂肪酸は、他の神経伝達物質の放出を刺激・促進し、老化した脳細胞を若がらせる働きをします。
一般に、認知機能の改善に効果があるとされているDHA(ドコサヘキサエン酸)やARA(アラキドン酸)は、速やかに全身で代謝されるため脳に到達する前に分解されることが実験によってわかってきました。
ホスファチジルコリンは、脳に到達して初めて、不飽和脂肪酸とコリンに分解されるためにのうに直接届けることが出来ます。
今後、認知症の予防や改善に「ホスファチジルコリン」に期待しましょう。
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