自然に触れ、地元ならではの美味しいものを食べ、普段できない体験をする、「予防医療」と「健康観光」を組み合わせた、『駒ケ根アンチエイジング・グランピングプログラム』2日目の朝食は、新鮮なオーガニック野菜たっぷりの朝食は、駒ヶ根ならではの黒ニンニクや山菜を使ったアイデアレシピです。
今日は、いよいよ千畳敷へ出発です。
美しい緑の森の中の山道をバスで30分ほど揺られながら登っていくと、ロープウェイの発着駅である「しらび平駅」に着きました。
これから一気にロープウェイで標高2612mまで登ります。
今回はGPS機能付きのパルセンスで計測をするという実験を行っていただきました。
出発前に、「しらび平駅」で計測の設定をして、酸素濃度が急激に変わることが身体にどのような影響を及ぼすかデータを取ります。
高地のトレッキングの健康効果として、標高の高い場所では、空気中の酸素が少ないため、低酸素状態になり、それを回避しようとして、呼吸循環の機能が鍛えられます。
ただ、そこにいるだけで低酸素状態は起こり、より多くの酸素を効率よく取り入れられるようにするため、呼吸機能が高まり、多くの血液を全身に送り出せるよう、循環機能が高まってきます。
ロープウェイに乗り込み、日本最高所の駅に到着すると、千畳敷トレッキングのスタートです。
2万年前、氷河期の氷で削り取られたお椀型の地形である千畳敷カールは岩の形は様々で、
慣れない雪に足を取られながら進みます。
この日は遠くに富士山が見え、眼下には下界の街並みも見えるという一年を通してもめずらしい絶好の登山日和でした。
酸素濃度の低い標高2615mで心拍数もかなりあがりました。
お昼は、ホテル千畳敷で特別メニューのココナツカレー。ココナツオイルをアレンジしたカレーです。ライスは玄米ご飯、そして、トッピングは鹿ジビエ。付け合わせのラディッシュピクルスが美味しい口直しです。ココナッツオイル入りコーヒーも付けて頂きました。
今回、トレッキング初体験の方がほとんどでしたが、そもそも、トレッキングとは『山歩き』のことで、語源はオランダ語の「トレッケン」からきています。トレッキングは、登頂を目指すことを主な目的としている『登山』とは違い、頂上に行くことにはこだわらず、自分のペースで山の中を歩くことを目的としています。もちろん、山歩きの過程で、頂上を通ることもありますが、自らの足で歩き、日常生活では味わうことができない自然を感じ、山を歩くことがトレッキングの醍醐味です。
中央アルプスにある千畳敷カールは、駒ケ岳ロープウェイで行くことができ、観光や登山の出発点として人気のある場所です。千畳敷カールの魅力と、千畳敷から木曽駒ヶ岳や宝剣岳、宝剣岳のダイナミックな岩峰も見ごたえがあります。四季を通して何度も訪れたくなる場所です。
今年は、雪が少なく、わずかな残雪の中を歩くことになりましたが、雲一つない青空の下、眼下には、素晴らしい雲海。参加者の皆さんには、素晴らしい体験になったことでしょう。
グランピングも無事終了です。
自然に触れ、美味しいものを食べ、普段はできない体験をする、まさに「食事」「運動」「生きがい」が感じられる「健康観光」という、新たなジャンルを切り開かれました。
仕事や家庭生活等の日常生活から離れ、自分だけの時間や人間関係に浸ることで自分を見つめなおす場所として、地方都市の資源を活かしていく「リトリート」。それに予防医学の要素と、食の効果を組み合わせた、プログラムが注目されています。
薬に頼らないで、人間らしさを取り戻していく「山養生」の取り組みは、「健康観光」から「医療観光」へと進化していくことでしょう。地元と、食のプロ集団、そして医療や研究者とのプロジェクトが、予防医療の分野に貢献していくことを願っています。
引用:(社)日本アンチエイジングフード協会 「GO!駒ケ根アンチエイジング・グランピング 後半」レポート
http://anti-agingfood.com/







