あなたのその不調は、食べものが原因だった?「遅発型アレルギー」で知る体のいい分。

フードアレルギーには、「即時型」と「遅発型」の二つあることをご存知でしょうか?

 

「即時型フードアレルギー」は食べてすぐ症状があらわれるために、その原因となる食べ物の特定が容易なのですが、一方、「遅発型フードアレルギー」は食べ物を摂った後、数時間から数週間後に症状が出るために、なかなか本人もわかりづらいフードアレルギーです。

 

「即時型」は、蕁麻疹、呼吸困難、かゆみ、むくみなどの症状となってあらわれるのに対して、

「遅発型」は、慢性的な疲労感、頭痛、めまい、眠気、不眠、イライラ、うつ、集中力の低下、肩こり、便秘、下痢、肌荒れ、ニキビ、アトピー性皮膚炎など、様々な症状になってあらわれます。

 

一般に、日本の病院で食物アレルギーを調べる場合は、「IgE抗体」しか調べませんが、これは即時型の食物アレルギーに関わるもので、遅発型の場合は、「IgG抗体」というものが関わっています。96種類の食品から食物のアレルギー反応を調べます。

 

遅発型フードアレルギーは、体内に長期にわたり炎症が生じてしまうことがやっかいなところなのですが、

わからないと、不調を感じながら日々を過ごしていくでしょう。症状をやわらげるために、薬の服用などを重ねていては、新たな病気を作ってしまうかもしれません。不調が気になる方は、「遅発型フードアレルギー検査」を受けて、アレルゲンとなる食物を知り、除去することが有効です。そして、反応の強さによって、ある一定の期間だけ、アレルギー食品を避けることが必要です。

 

強反応が見られた方は、3~6か月 原因となる食物を完全に断つことで、免疫反応は鎮静化します。

また、中程度の反応が見られた方は、摂取の頻度が高いと、食物アレルギー反応が悪化することがあるため、

同じ食物を頻繁に続けて食べないことが大切です。

 

そして、検査結果から、日本人の多くが遅発型アレルギーを起こしやすい食物が、「卵・乳製品・製パン用イースト(酵母)」の3つであることがわかってきました。

 

自分の食生活の中で、これらの食物をどれだけ食べているかチェックしてみましょう。加工品や菓子類の多くに使われているので、なかなか入っていないものを探す方が難しい食品ということがわかります。

 

遅発型フードアレルギーが見つかった場合、反応の強さによって、原因となる食物を完全に避けますが(除去食といいます)、この時に大切なことは、「アレルギーのある食物を抜くだけ」ではなく、大切なことは、

食生活全体の見直しです。

 

遅発型フードアレルギーの対策をする場合も、アレルギーのある食物を完全に避ける代わりに、その食品で今まで摂っていた必要な栄養素を別の食べ物で補う必要があります。

 

ただ止める、避けるだけでは、同じように摂る食品が偏ってしまうので、栄養バランスをみて、何が不足しているか、過剰なものは何なのかを知ったうえで、遅発型フードアレルギー対策をすることが重要です。

 

大切なことは、体に無理をさせないこと。代替食として、例えば「牛乳」は「豆乳」に、「卵」がだめなら「納豆」や「魚」など他のタンパク質を意識的に食べるというやり方がおすすめです。

 

同じものだけ食べ過ぎず、他の食べものをバランスよく摂りましょう。

 

「遅発型フードアレルギー検査」は、生まれてから今までこの時まで、何を食べてきたかの結果が表れてきているのですから、自分が口にする「食」に興味を持ち、自分に必要なものを選んでいくことが病気の予防になります。

 

今、食習慣の変化により、様々な病気が増えてきています。食の選択肢が豊富な時代だからこそ、食品の選択は慎重にすることが大切と言えます。

【参照】その「不調」あなたの好きな食べたものが原因だった 澤登 雅一 著

 

「遅発型フードアレルギー検査」についてお知りになりたい方は、お問い合わせフォームから

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