デイケアとデイサービスは、どちらも介護サービスで、違いがイマイチわかりにくいのですが、
デイケアはリハビリに特化したサービスで、デイサービスは、入浴・食事・排せつ・レクリエーションなど
日常生活の支援が中心になります。また、介護する家族の負担を軽減することも目的にしています。
デイサービスを選ぶにあたって、気になっていたのが「入浴」。退院当初は、歩くことも危なっかしく、
家庭風呂では浴槽をまたぐことも出来ません。病院では、専用の車いすに座った状態で入れる
「チェアー浴」。専用の車いすのまま浴槽に入り、ドアを閉めるとお湯がたまる仕組みです。
今回、ケアマネさんが自宅に近い、チェア浴やリフト浴などの機械浴がある施設をピックアップして
連絡を取ってくれました。

「車椅子使用、要介護4」の父は、職員さんの手数がかかるのはもちろんですが、
レクレーションの参加、職員さんとの意思の疎通が出来るかなど、心配はつきません。
ケアマネさんからの情報はとても参考になります。各施設の特徴や印象に「なるほどね~」、
ご縁がないとわからないですからねー。また、巷の評判も施設を選ぶ大事なポイントです。

・施設の設備やスタッフの雰囲気
・対応が丁寧
・食事が美味しい、食事が温かい。
・レクレーションが楽しいなど
「食事?」と聞いてびっくりしました。それぞれ求めている事が違っていて、面白い。
結局、ケアマネさんが感じている「接遇NO1」の施設に決めました。
作業療法士さんのコミュニケーションスキルが高く、患者の状態を丁寧に聞き出されると定評があるのだそうです。
利用をお願いした後、居宅訪問がありました。自宅での生活状況や環境、父の身体状況などを確認して行かれました。
雪の中ありがたいことです。
デイケアと併用して、デイサービスを利用することにしました。初めての送迎日は緊張して腕を組んでいました。


ほぼ1ヵ月すると、車椅子を使わず、介助があれば歩行できるようになり、食事も自分で出来るようになりました。

うがいは、うがい受けを使って、ベッドの上で行っていましたが、自分で洗面所へ行って出来るようになり、
自分で入れ歯を外せるようになりました。

また、排泄もトイレに行けるようになりました。介助は入りますが、すごい進歩。
着替えも、自分で袖に腕を通せるようになりました。
私たちにとっては、当たり前のことですが、全く出来なかった父の変化には「おぅー」という感じです。
体重も退院から1カ月近くで、4.3キロ増えて、体がしっかりしてきました。
見えない障害は、当然残っていて、時々、「はぁ?」というような、突拍子もないことを話しをするので、
家族で顔を見合わせます。

そこは「ウケる〜」と笑い飛ばそう。
今は、何もかもが有難い。
(施設の写真: 高志の郷 HP施設紹介より出典)