父の脳腫瘍(前頭蓋底骨髄腫)手術から10か月が経ちました。今日は、MRIで腫瘍後の状態や脳や血管のを確認します。昨年の9月、アルツハイマーの疑いがあると脳のMRI検査をして脳腫瘍がわかり、富山大学病院に入院しました。脳を包む髄膜から発生し、前頭部の奥の前頭蓋底部に出来た腫瘍は、かなり大きくなって奥の視神経に絡み付いているだけでなく、前頭蓋底骨がグスグスになって無くなっていることがわかりました。

高齢というリスクもある中で、腫瘍の摘出と前頭蓋底骨の再建手術という大変な手術。先生をはじめ、チームスタッフの皆さんのおかげで無事成功しました。


執刀していただいた富山大学附属病院の脳神経外科 黒田 敏(教授・診療科長)先生と久しぶりの再会です。
MRIの検査の後、「画像で見ても、脳の状態が良くなっており、モヤモヤとはっきりしていなかった状態がだいぶハッキリしてきたね。」とおっしゃるように、はっきりしてきたのがわかりました。


「もちろん年齢から考えても、これから劇的に良くなるということは考えにくいけど、ともあれ順調に回復していますね。」
父も、自分の頭の画像を確認しています。


MRAでは、脳全体に張り巡らされている血管だけを写し出すことも出来るんですね。頸部(首)にある大きな血管(頸動脈)も以上なさそうです。
先生からは、「体力がついてきたし、見ていたら、歩き方もしっかりしてきたね、本当に良かった。また元気で、半年後に会いましょう」と父の手を取り、熱い握手が交わされました。
父も嬉しそうです。先生から力をもらって、半年後の目標が出来ました。

「目に見えない障害」「隠れた障害」とも言われる『高次脳機能障害』を抱えながらも、日々を一生懸命送っていると良いことはあります。
どこの病院を選んで、どのドクターと巡り合うか、運命と言ってしまえばそれまでだけど、
『〈おかげさん〉でないものは、
この世に一ツもありません。
みんな〈おかげさん〉で成り立っているんです』
という、相田みつをの言葉を思い出しました。
おかげさま‥。